“おおもときょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
大本教100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その事極めて米国を怖るる昨今大本教おおもときょうが頭を上げたと似て居るぞよ。怖れて騒ぐばかりでは何にもならぬぞよ。
きょうも、——きょうは生憎あいにくあの時のように誰もその才能を発揮しない。が、大本教おおもときょう神主かんぬしが一人、彼自身の子供らしいしら肩車かたぐるまにしていたのは今日こんにち思い出しても奇観である。
文章 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
まったく、大本教おおもときょうのお筆先ふでさきに引っかかったみてえで……それから亜米利加へ着くまで二週間ばかりの間、六の親父とあっしと二人で上甲板の病室に入れられてウンウン云っておりました。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)