“えことば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
画詞50.0%
絵詞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諏訪大明神画詞えことばの中につまびらかに見えている花会はなのえの式の如きも、七日八日の両日に分って右左の頭役とうやくこれを勤仕きんしし、社僧これに干与したにもかかわらず、まさしく神事であったことが分る。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ふたりの妹は、とばりへだてて、ひそやかに寄り合っていた。ひとりは文机に向い、またひとりは、先頃父が都から土産みやげにともたらして来た絵巻物の絵詞えことばを、頬づえついて読みふけっているのだった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)