トップ
>
うわまえ
ふりがな文庫
“うわまえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
上前
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上前
(逆引き)
上前
(
うわまえ
)
の
摺下
(
ずりさが
)
る……腰帯の
弛
(
ゆる
)
んだのを、気にしいしい、片手でほつれ毛を掻きながら、少しあとへ
退
(
さが
)
ってついて来る小春の姿は、
道行
(
みちゆき
)
から
遁
(
に
)
げたとよりは
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と若子さんは屈んで、グイッと
上前
(
うわまえ
)
を引いた。小宮君は
奴凧
(
やっこだこ
)
の形になって、よろける真似をした。馬鹿々々しくて見ていられないけれど、今更仕方がない。
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
そのままでお出かけですから、「
被布
(
ひふ
)
の
上前
(
うわまえ
)
が汚れていますよ」といいますと、「こうすればよかろう」と、下前を上にして平気でいられるのを笑ったりなどもしました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
うわまえ(上前)の例文をもっと
(10作品)
見る
“うわまえ”の意味
《名詞》
着物を着て前を合わせた際、上になる部分。
ピンはね。上米(うわまい)。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うはまへ