“うわぬ”の漢字の書き方と例文
語句割合
上塗100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ壁の上塗うわぬりもすっかりできていないし、月の末になるとまた農家はいそがしくなるからとしてあった。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「全く弱った、その山崎という奴がここへ来て、大勢のいる前でつらの皮をかれた日には恥の上塗うわぬりだ」
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
塗りにも、塗り方は、堅地かたじ泥地どろじとあって、堅地は砥粉地とぎこじ桐粉地きりこじとあり、いずれもいで下地したじを仕上げるもの。上塗うわぬりは何度も塗って研磨して仕上げるものです。