“うみさち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海幸80.0%
海佐知20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海幸うみさち、山幸にはめぐまれ、日野川に産する砂鉄は刀鍛冶にはなくてならない物であり、大山祭りの年四たびに開かれる上市下市の牧の牛馬の売買からあがる税も少なくはない。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
海幸うみさちいかに多くとも
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
かれ火照ほでりの命は、海佐知うみさち毘古として、はたの廣物鰭の物を取り、火遠理ほをりの命は山佐知やまさち毘古として、毛のあら物毛のにこを取りたまひき。