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うちぼり
ふりがな文庫
“うちぼり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
内濠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内濠
(逆引き)
江戸城、
内濠
(
うちぼり
)
の
牛
(
うし
)
ガ
淵
(
ふち
)
。——名からしてあんまり気味のいい名まえではない。
右門捕物帖:31 毒を抱く女
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
然
(
しか
)
も
巌
(
いわ
)
がくれの裏に、どうどうと落ちたぎる水の音の
凄
(
すさま
)
じく響くのは、
大樋
(
おおどい
)
を伏せて二重に城の用水を引いた、敵に対する要害で、地下を城の
内濠
(
うちぼり
)
に
灌
(
そそ
)
ぐと聞く、戦国の
余残
(
なごり
)
ださうである。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「どうして江戸でない事がございましょうか。
内濠
(
うちぼり
)
、外濠、幾つもの御門を通らなければ、江戸城の外へは出られませぬ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うちぼり(内濠)の例文をもっと
(11作品)
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“うちぼり”の意味
《名詞》
城の内部に掘られた堀。
複数ある堀のうち内側の堀。
(出典:Wiktionary)