“うきおり”の漢字の書き方と例文
語句割合
浮織100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
織方も様々で、浮織うきおりといって、模様の部分を浮き糸にさせるものや、綾織あやおり絽織ろおりや、変化が多いのであります。「みんさあ」と呼ぶ帯の織方も特色を見せます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
風は紋羅もんら浮織うきおり
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
巌流は、浮織うきおりの白絹の小袖に、眼のさめるような、猩々緋しょうじょうひ袖無そでなし羽織をかさね、葡萄色ぶどういろ染革そめがわ裁附袴たっつけ穿いていた。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)