“うえした”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウエシタ
語句割合
上下98.5%
階上階下1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女は上下うえしたともまっ白な着物で、たいへん美しい。三四郎は生まれてから今日に至るまで西洋人というものを五、六人しか見たことがない。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
四ん這いになってマン・ホールを覗き込んでいる男の顔と、黒い水に浮ぶ夢の様な女の顔とが、上下うえしたでじっと目を見合せていた。
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
番頭が階上階下うえしたを怒鳴り廻っている。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)