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いろめがね
ふりがな文庫
“いろめがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
色眼鏡
81.3%
着色眼鏡
18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色眼鏡
(逆引き)
世間というものはお前の考えているほど、やさしいものじゃないんだよ、早い話が、男がちょっと女に道を
訊
(
たず
)
ねても、世間の人はすぐそれを
色眼鏡
(
いろめがね
)
で見るんだ。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
かえりに区役所前の古道具屋で、
青磁
(
せいじ
)
の
香炉
(
こうろ
)
を一つ見つけて、いくらだと云ったら、
色眼鏡
(
いろめがね
)
をかけた
亭主
(
ていしゅ
)
が
開闢
(
かいびゃく
)
以来のふくれっ
面
(
つら
)
をして、こちらは十円と云った。
田端日記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いろめがね(色眼鏡)の例文をもっと
(13作品)
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着色眼鏡
(逆引き)
殺人を行うには変装が便利であるし、現にそのあくる日も変装して、
着色眼鏡
(
いろめがね
)
をかけていたではありませんか。それにあの古風な
貼紙
(
はりがみ
)
の
悪戯
(
いたずら
)
をしたのは、主義者に似合わぬ道化たところがあります。
五階の窓:06 合作の六(終局)
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
いろめがね(着色眼鏡)の例文をもっと
(3作品)
見る
“いろめがね”の意味
《名詞》
レンズに色がついたガラスなどを使用しためがね。
先入観などで片寄った見方。
(出典:Wiktionary)