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いりふね
ふりがな文庫
“いりふね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
入船
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入船
(逆引き)
もっとも渋を
刷
(
は
)
いた厚紙で
嵌込
(
はめこみ
)
の
蔽
(
おおい
)
があって、それには題して「
入船
(
いりふね
)
帳」。紙帳も蚊帳もありますか、
煎餅蒲団
(
せんべいぶとん
)
を二人で
引張
(
ひっぱ
)
りながら、むかし雲助の昼三話。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
五月雨の降っておる海岸か、もしくは川っぷちに在る遊女町のことを言ったので、
出船
(
でふね
)
入船
(
いりふね
)
のあるその船路に近い遊女町は、五月雨の鬱陶しい中にもなお絃歌の声が聞えておる。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
この週期的活気・海と陸との呼応・みなとのざわめきによって早くからきょうガルシア・モレノの
入船
(
いりふね
)
を感づいた僕は、
仲間
(
パル
)
のリンピイから預ったしっぷ・ちゃん
鞄
(
ケイス
)
をすっかり用意して、それでも
踊る地平線:08 しっぷ・あほうい!
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
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