“いびきごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嚊声50.0%
鼾聲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おぢさん「は〻あ、可憐かあいいものだなあ。動物園どうぶつゑんなかでもよるなんかくま一番いちばんよくねむるつてね、嚊声いびきごゑ不忍池しのばずのいけまできこへるつてさ」
そしてともすれば肉の締りがほぐれて行くやうな氣持がして、快い睡魔が何時いつとなく體を包んで行くのである。片隅で誰かの幽かな鼾聲いびきごゑくすぐるやうな音を立ててゐる。
猫又先生 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)