“いはひざけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
祝酒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京では祝賀會に、豚の据物斬すゑものぎりをして、豚汁をつくり、祝酒いはひざけを飮むことが多かつた。父は豚の据物斬すゑものぎりが自慢だつたが、そんな時の父を、私はあんまり好かない。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
たゝきモシお光さんお光さんと云者のある誰ならんと振返ふりかへりつゝ打見やれば元益方にて祝酒いはひざけ汲交くみかはしゐて歸り來る庄兵衞なれば此方は發と怒りの餘に飛附てとはやこゝろ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
軍功いくさいさほ祝酒いはひざけ
寡婦の除夜 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)