“あみだな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
網棚93.3%
中々網棚6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっきはその上にあごを載せていたのが、今はうしろへりかかっていて、頭の上の網棚あみだなに真っ白なパナマ帽を置いている。
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「おかしいも不審ふしんもありませんや。そら」その男は立って、網棚あみだなからつつみをおろして、手ばやくくるくるときました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
まるで夢の中のしぐさのように、中々網棚あみだな風呂敷包ふろしきづつみが下せない。
香水紳士 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)