“あまつおとめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天津乙女80.0%
天少女20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手甲てっこう脚絆きゃはん、たすきがけで、頭に白い手ぬぐいをかぶった村嬢の売り子も、このウルトラモダーンな現代女性の横行する銀座で見ると、まるで星の世界から天降あまくだった天津乙女あまつおとめのように美しく見られた。
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
夢に天津乙女あまつおとめひたえくれないの星いただけるが現われて、言葉なく打ち招くままに誘われて丘にのぼれば、乙女は寄りそいて私語ささやくよう、君は恋を望みたもうか、はた自由を願いたもうかと問うに
(新字新仮名) / 国木田独歩(著)
日本古来の神話的・お伽噺的形象の上にシナの神仙譚の影響を受けたらしい「仙女」(常世とこよ天少女あまつおとめ
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)