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あばずれ
ふりがな文庫
“あばずれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
阿婆摺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿婆摺
(逆引き)
下等女の
阿婆摺
(
あばずれ
)
を活動力に富んでると感服したり、貧乏人の娘が汚ない
扮装
(
なり
)
をして
怯
(
お
)
めず臆せず平気な顔をしているのを虚栄に
俘
(
とら
)
われない天真爛漫と解釈したり
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
「あら、本当なの早坂さん、嬉しいワねえ。私は世間から
阿婆摺
(
あばずれ
)
のように思われて居るけれど、これでも小娘のように純潔よ、お友達になりましょうね、ネ、ネ」
流行作家の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
訝
(
をか
)
しい事には、此時お定の方が多く語つた事で、
阿婆摺
(
あばずれ
)
と謂はれた程のお八重は、始終受身に許りなつて
口寡
(
くちすくな
)
にのみ応答してゐた。枕についたが、二人とも仲々眠られぬ。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あばずれ(阿婆摺)の例文をもっと
(5作品)
見る
“あばずれ”の意味
《名詞》
あばずれ【阿婆擦れ(当て字)】
品行の悪い女性。卑しい女性。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あばず
あばづ
あばづれ