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あばず
ふりがな文庫
“あばず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
阿婆摺
61.9%
阿婆擦
38.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿婆摺
(逆引き)
女はいつもの
阿婆摺
(
あばず
)
れた様子は少しも見せず、一瞬間
萎
(
しお
)
れて呆然と車内の二人を見較べて居たが、今度は前よりも一層憐っぽくイベットに縋って云った。
ドーヴィル物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そして富江の
阿婆摺
(
あばず
)
れた調子、殊にも信吾に對する
忸々
(
なれ/\
)
しい態度は、日頃富江を心に輕んじてゐる智惠子をして多少の不快を感ぜしめぬ譯にいかなつた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あばず(阿婆摺)の例文をもっと
(13作品)
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阿婆擦
(逆引き)
「え、——あんな女はありゃしません。下品で、
阿婆擦
(
あばず
)
れで、派手好きで、おしゃべりで、食いしん坊で——」
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「え、——あんな女はありやしません。下品で、
阿婆擦
(
あばず
)
れで、派手好きで、おしやべりで、食ひ辛坊で——」
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あばず(阿婆擦)の例文をもっと
(8作品)
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