“あてどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宛所50.0%
当所50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敬神すべき宛所あてどころが亡われおわりては、ないよりは優れりという心から、いろいろの淫祀を祭り、蛇、狐、天狗、生霊いきりょうなどを拝し、また心ならずも天理教、金光教など祖先と異なる教に入りて
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
それにつれなきは方様かたさま其後そののち何の便たよりもなく、手紙出そうにも当所あてどころ分らず、まさかに親子おいづるかけて順礼にも出られねばう事は夢にばか
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)