“あつたまる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
𤍠田丸66.7%
熱田丸33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
𤍠田丸あつたまるから上陸した十余人の旅客りよかくは三井物産支店長の厚意で五台の馬車に分乗し、小崎をざき用度課長の案内で見物して廻つた。上海へ来て初めてガタ馬車以外の馬車に乗つた人もすくなくない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
今更に𤍠田丸あつたまる船梯子ふなばしごの高さよ。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
予は明治四十四しじうよ年十一月八日やうかに横浜から郵船会社の熱田丸あつたまるに乗つて海路を取り、予の妻は翌年五月五日いつかに東京を立つてシベリヤ鉄道にり、共に前後して欧洲にむかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)