“あたまわり”の漢字の書き方と例文
語句割合
頭割100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打殺し胴卷の金を取て頭割あたまわりにせんとて彼是二十人ばかり呼集め何でも奴は恐い早足はやあしだと云ひおつたからもう餘程よほどゆきし時分なれ共未々まだ/\三里の松原までは懸る氣遣ひなし本海道を追駈おひかけるより裏道うらみち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この金は私が一人で持て居るよりか、家内が一人でもって居るよりか、れは銘々めいめいに分けて持つがかろうと云うので、その金を四つか五つに分けて、頭割あたまわりにして銘々ソレを腰にまいて行こうと
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)