“あしなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足長40.0%
脚長40.0%
長脚20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その三河武士が、信玄をさして「足長あしなが、足長」とあだ名しているのは、どういうわけかというと、かつて信長から主人に来た書状のなかに、そういう警句けいくが書いてあったのを、家康が見て
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
脚長あしなが香炉台こうろだいのうえに、床間掛とこのまがけの横物が見える。尊氏は紙燭を手に立って顔をよせた。その一、二ぎょうでもすぐわからずにはいられない物である。家祖かそ家時からの鑁阿寺ばんなじ置文おきぶみだった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三才図会に長脚あしなが国・長臂てなが国がある。
手長と足長:土蜘蛛研究 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)