足長あしなが)” の例文
甲州の足長あしなが殿は一時退いたが、三方ヶ原以来、なお多事多端に明けた翌年の天正元年——春もまだ浅い頃だった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その三河武士が、信玄をさして「足長あしなが、足長」とあだ名しているのは、どういうわけかというと、かつて信長から主人に来た書状のなかに、そういう警句けいくが書いてあったのを、家康が見て
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「すわ! 足長あしながの信玄めが」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
足長あしながめ!」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)