“あしつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足附66.7%
足付33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巴里パリイの三越と云つてよい大きなマガザンのルウヴルの三階などにならべられて居るので、まで珍しくも無いであらうが、白足袋たび穿いて草履ざうりで歩く足附あしつきが野蛮に見えるらしい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
馬鹿にして、うかうかとした足附あしつきで、踏み越えて
却てしっかりした足附あしつき
そしておかしな手付てつきを——いや、狸ですから足付あしつきというのでしょうが、それをしますと、急に狸の姿が見えなくなって、後には椋の木の頑丈がんじょうな枝が、月の明るい空に黒く浮き出してるきりでした。
狸のお祭り (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)