“あさねぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝寐坊33.3%
朝寝坊33.3%
朝寝房33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体朝寐坊あさねぼうのたちで、そんなことは珍しくもなかったのですが、母親に起されても起されても、ウンウンとそら返事ばかりして、暖かい寝床を出ようともせず、到頭とうとう登校時間を遅らせ
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
お殿様は朝寝坊あさねぼうだから、内藤さんは十時ごろまで待たされた。しかしそのあいだに富田さんから、なおいろいろとお学友の心得こころえをうけたまわった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
昔、地雷火じらいかやく斬罪ざんざいとなりし江戸末年の落語家朝寝房あさねぼうむらくも、かゝる雪の夜、席ハネてよりかゝる酒盃に親しみしならむか。
滝野川貧寒 (新字旧仮名) / 正岡容(著)