“あさあさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅々40.0%
朝々20.0%
朝朝20.0%
浅浅20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浅々あさあさに夏はみどりの花つづる新桑にひくは細枝ほそえ見るべくなりぬ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
されどかかるわらべめきたるものをことさらに掲げて諸君にまみえんとにはあらず、朝々あさあさ病の牀にありて新聞紙をひらきし時我書ける小文章に対していささか自ら慰むのみ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
夫婦の情愛というものが水の上の油のように別になって「人」のする百般の事柄と何の関係かかわりもないと考えていられるのはあまり浅浅あさあさしくはありますまいか。
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)