“あくびく”の漢字の書き方と例文
語句割合
悪比丘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これらは言ふに足らざるもの、五闡提ごせんだい等の悪比丘あくびくの如し。決定けつじょう地獄に落つる心ばへなり」(随聞記第五)。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
応永のころ一条戻橋もどりばしに立って迅烈じんれつ折伏しゃくぶくを事とせられたあの日親という御僧——、義教よしのり公のいかりにふれて、舌を切られ火鍋ひなべかぶらされながらつい称名しょうみょう念仏を口にせなんだあの無双の悪比丘あくびく
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
応永のころ一条戻橋もどりばしに立つて迅烈じんれつ折伏しゃくぶくを事とせられたあの日親といふ御僧——、義教よしのり公のいかりにふれて、舌を切られ火鍋ひなべかぶらされながらつい称名しょうみょう念仏を口にせなんだあの無双の悪比丘あくびく
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)