“あき/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飽々57.1%
倦々28.6%
秋々14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では皆さんお休みなさい。」と彼は、私たちと一緒にゐるのに飽々あき/\して追ひ出してしまひたいのだと云ふやうに入口の方に手を動かして云つた。
女「皆来る方は其様そんなことを云いますが、お前さん方はたまに来るからで、朝夕のべつゞけに山を見ると山に倦々あき/\しますよ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
恐らくその爭鬪さうとう一生いつしやう續きませう。けれども秋々あき/\みのりは、かならず何ものかを私にもたらしてくれるものとしんじてゐます。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)