“あがつま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アガツマ
語句割合
吾妻80.0%
上妻13.3%
吾嬬6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四阿あずまや山は信州の称呼で、上州では吾妻あがつま山と唱えている。頂上に日本武尊を祭神とした社があるが、これも上州と信州との二社に分れている。
上州の古図と山名 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
筑后国ちくごのくに上妻あがつま郡の人用ありて夜中近村へ行に一ツの小川あり、かちわたりせしに、なにやらん光る物あり、拾ひとりてみれば小石なり、翌日さる方へ献ず、しばらくして失たりとぞ。
大足彦忍代別天皇おおたらしひこおしろわけのすめらみことの四十年、形はすなわち皇子にして、実はすなわち神人……と呼ばれ給うたヤマトオグナの皇子が、このところに立って、「吾嬬あがつまはや」とやるせなき英雄的感傷を吐かれて以来
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)