“あかぎした”の漢字の書き方と例文
語句割合
赤城下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤城下あかぎしたの邸で、新蔵が心配しているに違いないと、あくあさは、真っ先に起きて戸外おもてへとび出した。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼はその時赤城下あかぎしたへ家を借りて婆やを置いて我儘わがままな生活をしていた。
水郷異聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
よそながら其の品の出所しゅっしょをたずねると、牛込赤城下あかぎしたのある大身たいしんの屋敷から内密の払いものであるが、重代の品を手放したなどということが世間にきこえては迷惑であるから
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)