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『あかい雲』
ふりがな文庫
『
あかい雲
(
あかいくも
)
』
あかい雲、あかい雲、 西の空の紅い雲。 おらが乳母のおまんは、 まだ年若いに、 嫁入りの晩に、 海の中に落ちて、 あかい雲となった。 おまん、おまん、 まだ年若いに、 あかい紅つけて、 あかい帯しめて、 からこん、からこん、 げたはいて、 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「少年文庫」1906(明治39)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
中
(
なか
)
嫁
(
よめ
)
嫁入
(
よめい
)
紅
(
べに
)
乳母
(
うば
)
帯
(
おび
)
年若
(
としわか
)
晩
(
ばん
)
海
(
うみ
)
空
(
そら
)
紅
(
あか
)
落
(
お
)
西
(
にし
)
里
(
さと
)
雲
(
くも
)