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『『吾輩は猫である』下篇自序』
ふりがな文庫
『
『吾輩は猫である』下篇自序
(
『わがはいはねこである』げへんじじょ
)
』
「猫」の下巻を活字に植えて見たら頁が足りないから、もう少し書き足してくれと云う。書肆は「猫」を以て伸縮自在と心得て居るらしい。いくら猫でも一旦甕へ落ちて往生した以上は、そう安っぽく復活が出来る訳のものではない。頁が足らんからと云うて、おいそ …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
長
(
とこし
)
一旦
(
いったん
)
以
(
もっ
)
僅
(
わず
)
只
(
ただ
)
固
(
もと
)
是
(
これ
)
是丈
(
これだけ
)
書肆
(
しょし
)
沽券
(
こけん
)
甕
(
かめ
)
瞳
(
ひとみ
)
筈
(
はず
)
経
(
た
)
這
(
は
)
頁
(
ページ
)