“ぼね”の漢字の書き方と例文
語句割合
骨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何年(なんねん)か前(まえ)にも、どこかで見(み)たことがあるような記憶(きおく)がしました。やせこけた、あばら骨(ぼね)の出(で)た馬(うま)が、全身(ぜんしん)に水(みず)をあびたようにあせにぬれて、重(おも)い車(くるま)をひきかねているのでした。
道の上で見た話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
打水(うちみづ)のあと輕(かろ)く庭下駄(にはげた)にふんで、裳(もすそ)とる片手(かたて)はすかし骨(ぼね)の塗柄(ぬりえ)の團扇(うちわ)に蚊(か)を拂(はら)ひつ、流(なが)れに臨(のぞ)んで立(たつ)たる姿(すがた)に、空(そら)の月(つき)恥(はぢ)らひてか不圖(ふと)かゝる行(ゆ)く雲(くも)の末(すゑ)あたり俄(にわか)に暗(くら)くなる折(をり)しも
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
護摩壇(ごまだん)に向(むか)つて、髯(ひげ)髪(かみ)も蓬(おどろ)に、針(はり)の如(ごと)く逆立(さかだ)ち、あばら骨(ぼね)白(しろ)く、吐(つ)く息(いき)も黒煙(くろけむり)の中(なか)に、夜叉(やしや)羅刹(らせつ)を呼(よ)んで、逆法(ぎやくはふ)を修(しゆ)する呪詛(のろひ)の僧(そう)の挙動(ふるまい)には似(に)べくもない、が、我(われ)ながら銀(ぎん)の鍋(なべ)で、ものを煮(に)る
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)