日本名婦伝にほんめいふでん大楠公夫人だいなんこうふじん
木も草も枯れ果てて、河内の野は、霜の白さばかりが目に沁みる。 世は戦に次ぐ戦であった。建武の平和もつかの間でしかなかった。楠木正成、弟正氏たち一族の夥しい戦死が聞えた後も、乱は熄まなかった。山は燃え、河はさけび、この辺りを中心として、楠氏の …
作品に特徴的な語句
こと ぜい かたら つわもの 寂寞しじま ぞう いつく 毛髪くし ほめ 日本ひのもと わなな 正平まさひら 傅人もりと じょう 逆上あが くろ せい 脛当はぎあて しか うなじ あるじ 雪崩なだ 正氏まさうじ 京都みやこ さむらい にわか あやま 漆間うるしま 出立いでた 一刻ひととき さき ともがら さかん 血糊のり 城寨とりで 薬師くすし おそ 捕虜ほりょ にな 嫩葉ふたば いくさ 怪訝いぶか えん 御簾ぎょれん 年輪としわ さち あつ もろ 殊勝しゅしょう 水仕みずし 河内かわち 洛内らくない 浪華なにわ ふち たた みなぎ 焚火たきび 焚物たきもの 物陰ものかげ 狩衣かりぎぬ ちが まぶた 矢叫やたけ 神璽しんじ ひえ 窪地くぼち すく はし 竹山たけやま 遺物かたみ 裾短すそみじか 覆布おおい 賊子ぞくし 跫音あしおと さわ 身拵みごしら 輿こし くつわ みち 道契どうけい さえぎ きざはし 随身ずいしん おもて
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