ひどい煙ひどいけむり
飯倉の西にあたる麻布勝手ヶ原は、太田道灌が江戸から兵を出すとき、いつもここで武者揃えをしたよし、風土記に見えている。大猷院殿の寛永の末ごろは、草ばかり蓬々とした、うらさびしい場所で、赤羽の辻、心光院の近くまで小山田がつづき、三田の切通し寄り …
作品に特徴的な語句
みがき 土蔵ぬりごめ 腹立ふくりゅう さが 明朝みんちょう づめ かん かみ たが 出合であい 嚮後きょうご かか 河骨こうぼね 沼尻ぬまじり あい 英賀おが かみ 世禄せろく 今年こんねん 参酌しんしゃく ぐち いや らつ ぼし 正保しょうほ 焼火やけひ じじい まなこ 石高いしだか なり ついや 間詰まづ 領収うけとり 上邸かみやしき 世襲せしゅう 仕様しよう 代物しろもの てい おか 充填じゅうてん 内実ないじつ 分円ぶんえん いさ 咄嗟とっさ 咽喉のど 地取じど 外記げき 大段おおだん 大物おおもの 大筒おおづつ 大衿おおえり 天砲てんぽう 女人にょにん なだ 寛濶かんかつ 山裾やますそ 床几しょうぎ 床脇とこわき 建前たてまえ 弾丸たま 徒士かち 憎体にくてい 打方うちかた 措辞そじ 揚物あげもの 播磨はりま 擲弾てきだん かたき 景利かげとし 槇肌まいはだ 正継まさつぐ ゆが 涼気すずけ はか 火玉ひだま 炸弾さくだん あぶ 狼火のろし 狼煙のろし 献上けんじょう 玉割たまわり 玉薬たまぐすり 瓶子へいし 田付たつけ 町打ちょうう 直賢なおかた 真田さなだ べつ 磨組みがきぐみ 紐差ひもさし 細谷ほそたに 胴服どうふく 腹背ふくはい