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『ひどい煙』
ふりがな文庫
『
ひどい煙
(
ひどいけむり
)
』
飯倉の西にあたる麻布勝手ヶ原は、太田道灌が江戸から兵を出すとき、いつもここで武者揃えをしたよし、風土記に見えている。大猷院殿の寛永の末ごろは、草ばかり蓬々とした、うらさびしい場所で、赤羽の辻、心光院の近くまで小山田がつづき、三田の切通し寄り …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール讀物」1955(昭和30)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
磨
(
みがき
)
土蔵
(
ぬりごめ
)
腹立
(
ふくりゅう
)
下
(
さが
)
明朝
(
みんちょう
)
点
(
た
)
詰
(
づめ
)
間
(
かん
)
守
(
かみ
)
互
(
たが
)
出合
(
であい
)
吐
(
ぬ
)
嚮後
(
きょうご
)
射
(
う
)
抱
(
かか
)
河骨
(
こうぼね
)
沼尻
(
ぬまじり
)
相
(
あい
)
英賀
(
おが
)
上
(
かみ
)
世禄
(
せろく
)
今年
(
こんねん
)
参酌
(
しんしゃく
)
口
(
ぐち
)
否
(
いや
)
埓
(
らつ
)
抱
(
だ
)
星
(
ぼし
)
正保
(
しょうほ
)
焼火
(
やけひ
)
爺
(
じじい
)
眼
(
まなこ
)
石高
(
いしだか
)
装
(
なり
)
費
(
ついや
)
間詰
(
まづ
)
領収
(
うけとり
)
上邸
(
かみやしき
)
世襲
(
せしゅう
)
仕様
(
しよう
)
代物
(
しろもの
)
体
(
てい
)
侵
(
おか
)
充填
(
じゅうてん
)
内実
(
ないじつ
)
分円
(
ぶんえん
)
剥
(
は
)
勇
(
いさ
)
咄嗟
(
とっさ
)
咽喉
(
のど
)
地取
(
じど
)
外記
(
げき
)
大段
(
おおだん
)
大物
(
おおもの
)
大筒
(
おおづつ
)
大衿
(
おおえり
)
天砲
(
てんぽう
)
女人
(
にょにん
)
宥
(
なだ
)
寛濶
(
かんかつ
)
山裾
(
やますそ
)
床几
(
しょうぎ
)
床脇
(
とこわき
)
建前
(
たてまえ
)
弾丸
(
たま
)
徒士
(
かち
)
憎体
(
にくてい
)
打方
(
うちかた
)
措辞
(
そじ
)
揚物
(
あげもの
)
播磨
(
はりま
)
擲弾
(
てきだん
)
攻
(
せ
)
敵
(
かたき
)
景利
(
かげとし
)
槇肌
(
まいはだ
)
正継
(
まさつぐ
)
歪
(
ゆが
)
涼気
(
すずけ
)
測
(
はか
)
火玉
(
ひだま
)
炸弾
(
さくだん
)
焙
(
あぶ
)
狼火
(
のろし
)
狼煙
(
のろし
)
献上
(
けんじょう
)
玉割
(
たまわり
)
玉薬
(
たまぐすり
)
瓶子
(
へいし
)
田付
(
たつけ
)
町打
(
ちょうう
)
痴
(
し
)
直賢
(
なおかた
)
真田
(
さなだ
)
瞥
(
べつ
)
磨組
(
みがきぐみ
)
紐差
(
ひもさし
)
細谷
(
ほそたに
)
胴服
(
どうふく
)
腹背
(
ふくはい
)