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鼻持
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はなもち
ふりがな文庫
“
鼻持
(
はなもち
)” の例文
那
(
あ
)
の
馬爪
(
ばづ
)
、あんな
骨類
(
こつるい
)
を徳利に入れて
蒸焼
(
むしやき
)
にするのであるから実に
鼻持
(
はなもち
)
もならぬ。それを緒方の塾の庭の狭い処で
遣
(
や
)
るのであるから奥で
以
(
もっ
)
て
堪
(
たま
)
らぬ。奥で堪らぬばかりではない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
世間から
款待
(
もては
)
やされて非常な大文豪であるかのように持上げられて自分を高く買うようになってからの緑雨の皮肉は
冴
(
さえ
)
を失って、或時は田舎のお大尽のように
横柄
(
おうへい
)
で
鼻持
(
はなもち
)
がならなかったり
斎藤緑雨
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“鼻持”で始まる語句
鼻持上