トップ
>
鼓躁
ふりがな文庫
“鼓躁”の読み方と例文
読み方
割合
こそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こそう
(逆引き)
すると先に隠れた
魏延
(
ぎえん
)
が後ろから襲ってきた。魏延に当って力戦していると、関興が引っ返してきて
鼓躁
(
こそう
)
した。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はや
葫芦谷
(
ころこく
)
の特徴ある
峨々
(
がが
)
たる峰々も間近に見えた。魏延は敗走する兵を立て直すと、ふたたび
鼓躁
(
こそう
)
を盛り返して抗戦して来た。そしてその度に、若干の損害を捨てては逃げた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでにして五丈原の蜀陣に近づいたので、魏の大軍は
鼓躁
(
こそう
)
して一時になだれ入ったが、この時もう蜀軍は一兵もいなかった。さてこそあれと司馬懿はいよいよ心を急にして、師、昭の二子に向い
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼓躁(こそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
躁
漢検1級
部首:⾜
20画
“鼓”で始まる語句
鼓
鼓膜
鼓舞
鼓動
鼓吹
鼓草
鼓楼
鼓腹
鼓譟
鼓噪