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鼓吹者
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こすいしゃ
ふりがな文庫
“
鼓吹者
(
こすいしゃ
)” の例文
そのうちの
一人
(
ひとり
)
は
伊那座光寺
(
いなざこうじ
)
にある熱心な国学の
鼓吹者
(
こすいしゃ
)
仲間で、北原稲雄が弟の
今村豊三郎
(
いまむらとよさぶろう
)
である。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
電車の中の広告にも、武士道の
鼓吹者
(
こすいしゃ
)
、浪界の
泰斗
(
たいと
)
と云う肩書附で、絶えずこの名が出ているから、いやでも読まざることを得ぬのである。或る時何やらの雑誌で秋水の肖像を見た。
余興
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
すると二、三百人の連中は一かたまりになっていないで、二十人ないし五十人ぐらいずつ別々に
群
(
むらが
)
っている。いずれも先の地理学新説の
鼓吹者
(
こすいしゃ
)
と同じように、談話的に
互
(
たが
)
いの説を交換し合っている。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「善、平等、慈悲、平和、私はこれらの
鼓吹者
(
こすいしゃ
)
じゃ」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この尊攘の
鼓吹者
(
こすいしゃ
)
は自ら引き起こした戦闘の悲壮な空気の中に倒れて行った。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“鼓吹”で始まる語句
鼓吹