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黒貂
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くろてん
ふりがな文庫
“
黒貂
(
くろてん
)” の例文
黒貂
(
くろてん
)
の外套を脱ぐと、目もさめるような
葡萄
(
ぶどう
)
鼠の洋装、絹靴下が暗示する、美しい肉体の線も、まだ決して盛りを過ぎた年ではありません。
呪の金剛石
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
はるばるわが金の国から、織物、陶器などを持って来て、この蒙古の
黒貂
(
くろてん
)
、羊皮、砂金などと交易するのは、まるで赤子の手を捻るような掴み取りだ。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
みんな、れいの商人の
家
(
うち
)
の池を掘りに行っていました。冬が来て、タラス王は、新しい外套につける
黒貂
(
くろてん
)
の皮が欲しくなったので、
使
(
つかい
)
の者に買わせにやりました。
イワンの馬鹿
(新字新仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
「
黒貂
(
くろてん
)
の
蹯
(
ばん
)
があるかい」
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“黒貂(クロテン)”の解説
クロテン(黒貂、Martes zibellina)は、ネコ目(食肉目)イタチ科テン属に属する哺乳類。古くはふるきとも呼ばれていた『倭名類聚抄』。
(出典:Wikipedia)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
貂
漢検1級
部首:⾘
12画
“黒貂”で始まる語句
黒貂皮