黒洞々こくとうとう)” の例文
そうして、そこから、短い白髪しらがさかさまにして、門の下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々こくとうとうたる夜があるばかりである。
羅生門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)