麻多智またち)” の例文
麻多智またち大いに怒りのこころを起し云々、せ逐いてすなわち山口に至り、つえ(杭)を標して堺の堀に置き夜刀神に告げていわく、これより以上は神の地たることをゆる
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
おそらくは常陸の麻多智またちのごとく標の神に仕え標の祭を勤めたための名であろうか。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)