“鴨羽”の読み方と例文
読み方割合
かもは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴨羽かもはの雌雄夫婦はおしどり式にいつも互いに一メートル以内ぐらいの間隔を保って遊弋ゆうよくしている。一方ではまた白の母鳥と十羽のひなとが別の一群を形づくって移動している。
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そのたびに今もいる鴨羽かもはめすは人間で言わば仲を取りなし顔とでもいったような様子でそば近く寄って行って、いつもとは少しちがった特殊な低い鳴き声を発していたそうであったが
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)