“鰻裂”の読み方と例文
読み方割合
うなぎさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向河岸の楊柳の間に、何時いつの間にやら以前もとの悪僧が再現して手に鰻裂うなぎさきの小庖丁を持っていた。此方こちらを睨んだ眼の凄さと云ったら無かった。此奴こいつが正しく藤蔓を断ったのだ。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)