“鰻針”の読み方と例文
読み方割合
うなぎばり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竿の末端に厳く縛った鰻針（うなぎばり）の逞（たくま）しいのに、何やら黒い巾の千切れたのが引っ掛って、少しばかりですが、血さえ付いて居るではありませんか。
銭形平次捕物控：174 髷切り (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
竿の末端に嚴く縛つた鰻針（うなぎばり）の逞（たくま）しいのに、何やら黒い巾の千切れたのが引つ掛つて、少しばかりですが、血さへ附いて居るではありませんか。
銭形平次捕物控：174 髷切り (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)