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魔障
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ましょう
ふりがな文庫
“
魔障
(
ましょう
)” の例文
数十年の間山中に
暮
(
くら
)
せる者が、石と鹿とを
見誤
(
みあやま
)
るべくもあらず、全く
魔障
(
ましょう
)
の
仕業
(
しわざ
)
なりけりと、この時ばかりは猟を
止
(
や
)
めばやと思いたりきという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
高徳のひじりが
物狂
(
ものぐる
)
おしゅうなったのは、天狗の
魔障
(
ましょう
)
ではあるまいかなどと、ひたすらに恐れられた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
試楽の日の源氏の舞い姿のあまりに美しかったことが
魔障
(
ましょう
)
の
耽美心
(
たんびしん
)
をそそりはしなかったかと帝は御心配になって、寺々で経をお読ませになったりしたことを聞く人も
源氏物語:07 紅葉賀
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“魔障”の意味
《名詞》
魔障(ましょう)
仏道の修行を邪魔する悪魔による障害。
(出典:Wiktionary)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
“魔障”で始まる語句
魔障盗賊