“鬼鹿毛”の読み方と例文
読み方割合
おにかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殺すような人間は、——そう言っちゃ何だが、お前の親分の銭形の平次が鬼鹿毛おにかげに乗って来たって、露月町の辰五郎の外にあるわけはねえ
わが邦にも『小栗判官おぐりはんがん』の戯曲じょうるり(『新群書類従』五)に、横山家の悍馬かんば鬼鹿毛おにかげは、いつも人をまぐさとし食うたとある。
韋駄天が革羽織かわばおり鬼鹿毛おにかげにのってこようがビクともするんじゃありません。
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)