“鬼儕”の読み方と例文
読み方割合
おにら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余りにうるさくなりたれば枕を蹴つて立上り、一隅の円柱につて無言するに、大小の鬼儕おにら再び来らず。静かに思へば、鬼の形しけるは我身を纏ふ百八煩悩の現躰なりける。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)