“鬱情”の読み方と例文
読み方割合
うつじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬱情うつじょうを散ずるに急なる、情調を湛うるの余裕がなくて出来た歌である。自分の慰安の心よりは、余義ない気持の勝った歌である。
歌の潤い (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
などと、雑談によせて、かれの鬱情うつじょうをなぐさめて、帰った。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)