“駒生”の読み方と例文
読み方割合
こまお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スッテンテンの無一物となった三十八年の十一月の末、裾縫すそぬいの切れた浴衣一枚で朝鮮に逃げ渡り釜山ふざん漁業組合本部に親友林駒生こまお氏を訪れた。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そののちの事であったか、その時の事であったか、父のおとと五百枝いおえと、末弟の林駒生こまおと三人が、家の外に集まって下水の掃除をしていた姿を思い出す。
父杉山茂丸を語る (新字新仮名) / 夢野久作(著)