馬簾バレン)” の例文
馬簾バレンつき、白塗り多面体の印をつけた、新しい物を考へに置いてかゝる事だけは、控へねばならぬ。
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
火消しの纏を馬簾バレンといふ訣は、簾の字相応に四方へ垂れた吹き貫きの旗の手の様なものから出たと言ふが、此をばれんと言ふ事、東京ばかりではなく、大阪でもある事であるが
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)