“馬桶”の読み方と例文
読み方割合
モードン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その岸には馬桶モードン(便器)を洗う女たちがガヤガヤとおしゃべりをしていて、一見平和な風景だが、川向うにはゲリラが出没している。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
然しこの汚水浄化系統の地区は全市から見れば僅少なもので、大部分の地区、殊に支那人居住地区では、汚水は馬桶モードンから舟に移され、舟で田舎へ運ばれ、肥料として売却されている。
秦の出発 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)