香皿かうざら)” の例文
二名の看護婦が何か艶ツぽい聲をあげてきやツ/\と笑つてゐたが、義雄等の這入つて來たのを見て、急にしをらしい態度に改まり、火をつけたまま手に持つてゐた線香を棺の前の香皿かうざらにさし